腰痛や膝痛がなぜ起こるのか?
最近の研究によりその痛みのほとんどが仙腸関節(骨盤の後ろの関節)や椎間関節(背骨の間の関節)、肋椎関節(肋骨と背骨の関節)など、動きの少ない関節が障害されて起こることが解ってきました。
そうした関節の機能障害に対する治療法として、AKA博田法という方法があります。
AKA-博田法(関節運動学的アプローチ)
当院では腰・膝・頸・肩などさまざまな関節の障害から発生する痛みなどの症状に対してAKA-博田法(Arthrokinematic approach)を用いて治療しております。この治療法は手術療法や鎮痛剤などの薬物療法とは異なって、その他の関節に対して正常な関節運動を取り戻すことで、痛みなどの症状を取り除く治療法です。
AKA-博田法とは
この治療技術はリハビリテーション専門医である博多節夫先生により1979年より研究されてきた技術です。
AKA-博田法は関節運動学に基づき、関節神経学を考慮して、関節の遊び、関節の滑り、回転、回旋などの関節内包的運動の異常を治療する方法及び関節面の滑りを誘導する方法と定義されています。
その特徴としては、症状の程度により個人差はありますが、痛みなどの苦痛が少なく受けていただける治療法です。
理事長より
人間の体は、脳や脊髄といった中枢神経と細かい末梢神経が1つのネットワークを作って動いているということは、もはや誰もが知っている真実であります。
しかし、もうひとつ人間の運動について重要なネットワークがあります。
それは、関節神経学で現在明らかにされつつある、関節と軟部組織の反射が鎖のように全身つながっており、その中心に仙腸関節があるという真実です。
AKA-博田法で仙腸関節の治療をすることで、仙腸関節から離れた、ひざや肩などの動きも改善し、疼痛が消える事実を体験して下さい。
治療に際して
◎治療頻度は原則2週間に1回程度となっておりますが、痛みのひどい場合などには対応いたしますのでご相談ください。◎治療は予約制とさせていただいておりますが、多少予約時間より前後することがございますので、予めご了承ください。
◎治療時にはジーパンやスカートなどの服装では治療に支障をきたしますので、お控えください。
ジャージ等の動きやすい服装が最適です。